2022.05.21
FXでルール化するための3ステップ
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
FX取引をする際に大切なのは、取引をルール化することです。どこでエントリーしてどこで決済するのかというポイントをあらかじめ決めてそれに沿って取引できるスキルがFXを長く続けていくうえで一番大切であると私は考えています。
今回は、FX取引ルールを作る際の大切な3ステップについて解説します。
【ステップ1】FXの知識を身に付ける
FXの取引ルールを作るためにはまず、FXについての基礎知識を身に付ける必要があります。知識を身に付けるためには学ばなければいけません。そこで一つ注意してほしいことがあります。それは、独学で知識を身に付けようとしないことです。FXを始める多くの人が本を買ったりyoutubeの動画をみて独学で何とかしようとしますが、FXは独学で身に付くほど簡単なものではありません。
独学で知識を身に付けようとするととりあえず片っ端から情報を集めたりしますが、情報が多い程混乱します。
また、中途半端に知識を身に付けると学び直す時にその知識が後から入ってくる知識の邪魔をすることが有ります。「あの本ではこう書いてあったけどな・・・」「あの人はああ言っていたけど」というような感じです。
ですので、間違った知識が頭に残ってしまう前に体系的にFXを学ぶことが効果的なのです。
【ステップ2】手法を学ぶ
FXの基礎知識を身に付けたら次は手法を学ぶ必要があります。独学で学ぼうとする人の多くは手法から学んでしまう人が多いです。基本的な知識も身に付いていない状態で手法を学習してもそれを深く理解することは出来ません。
また、手法を学ぶ際も自分の取引スタイルに合わせた手法を学ぶ必要があります。自分に合った手法を探すのも独学ではなく誰かに教わるほうが効率よく学ぶことができます。
【ステップ3】学んだ手法を過去検証してルール化する
手法を学んだら次は、それを実際に過去のチャートデータやデモトレードを使って検証していきます。学んだ手法を実際の取引でどのように使っていけば継続して利益を出すことができるのかを考え、それをルール化していきます。
ルール化する際に大切なのはエントリータイミングや損切り、利益確定のポイントを明確にしておくことです。この部分が曖昧だと取引ルールを作ってもそれに沿って取引するのが難しくなるからです。
以上がFXの取引ルールを作る際の大切な3ステップです。
取引ルールは今後継続的にFXを続けていけるかどうかの重要な役割を担います。感情的では無く計画的に継続して利益を得たいのであれば、体系的に学んでみてはいかがでしょうか。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている