2022.06.18
FXで取引回数より大切な事とは?
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
FXで多くの投資家が意外と気にしていないのが、取引回数です。特に初心者投資家の多くがたくさん取引すれば利益に繋がると考えていることが多いです。しかし、FXはたくさん取引すればいいというものではありません。今回は、FXはたくさん取引すればいいものではない理由について解説します。
取引をするということはリスクを取ること
FXは仕事やビジネスのようにやればやるだけ成果につながるという考えが通用しない世界でもあります。仕事やビジネスの場合、やったことに対してマイナスになることはほとんどありませんが、FXの場合どれだけ分析をして取引したとしてもマイナスになることはよくあることです。
つまり、やればやるだけ損失になる可能性もあるため、リスクは最小限に抑えていく必要があります。FXでノーリスクを狙う方法は取引をしない以外ありません。しかし、それではFXをする意味がなくなってしまいますので、取引回数を減らして一回の取引を大切にして行くのが有効です。
取引の精度を上げる
取引回数を減らすことに不安を感じるかもしれませんが、一回の取引精度を上げていけば問題ありません。どうすれば取引精度を上げられるのかというと、それは取引ルールを作ってそれに沿って取引することが有効です。
取引ルールがあればポジションを持つタイミングやポジション量、損切りラインなどがあらかじめ決まっているため、自然と取引精度をあげることが出来ます。取引ルールに沿って取引したとしても損失が出ることはありますが、その損失は計画的な損失であるため気にする必要はありません。それよりもまずは、感情をコントロールしながら取引ルールに沿って取引できるスキルを身に付けてください。
それが出来るようになったら次は、継続して利益が出せるような取引ルールを作れるように知識や経験を積んで行ってください。取引ルールを作る際は一人でやるよりも自分よりも知識のある人のアドバイスを貰いながらやっていくことがおすすめです。
回数ではなく精度を上げるために
自分一人でルールを考えると曖昧なルールになりがちです。例えば『下がりそうなら売る』などです。誰かと一緒に作ればお互いにルールを確認する時に『下がりそうってどういう状態?』という疑問が浮かぶはずです。
そういうインプットとアウトプットを繰り返すと、再現性が高いルールができます。ただ、知識や経験が無い人同士で行っても曖昧なものしかできませんので、完成度の高いルールを作りたければ作り慣れてる人に聞いてみてください。
当学院では、授業を通して優位性と再現性の高い取引ルールをお伝えしております。1回の取引精度を高めて取引したいのであれば、自己投資として習ってみても良いのではないでしょうか?
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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【著書】投資で人生を豊かにする5つのルール
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている