こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

昨今、芸能人の投資トラブルが話題になっています。こういう話題が出ると「誰が悪い」という点に焦点が集まりがちですが、『自分が被害者にならないためにどうすべきか』というのも大切なことです。

そこで今回は「投資で詐欺に合わないために知っておくべきこと」についてお伝えします。

「絶対儲かる」は無い

投資詐欺の謳い文句は「やったら絶対儲かる」です。やったら絶対儲かるという投資はありません。絶対儲かるなら皆やってます。

投資の世界には、リターンとリスクが必ずあります。リスクがあるからリターンがあると言っても過言ではありません。

FX投資では、上がると利益で下がると損失というように、リターンとリスクは取引を行った時点から取引が終わる時点まで常に存在します。

繰り返しますが、やったら絶対儲かる投資はありません。確率が高い投資を行いましょう。

紹介だから安心も無い

信頼している人からの紹介というのは、何かを始める時の大きな動機になります。しかし、投資に関しては注意が必要です。

その理由は、紹介してくれた人が何も知らない or 何もやってないリスクがあるからです。

例えば、誰かに資金を預けて運用してもらうにしても、どこの誰に預けてどうやって運用しているのかという基本的な事も知らない状態で、ただ単にお金が増えているから紹介している可能性もあります。

どこの誰がどうやって運用していてどんなリスクがあるかくらいは把握してから、検討しましょう。

基礎知識があれば備えになる

今回の投資詐欺の話は『FX』や『ビットコイン』などでの運用のようですが、株式投資にしても不動産投資にしても同じです。

また、元金融機関のプロが運用してもAIや人工知能を謳った自動売買でも同じです。誰がやっても必ずリスクがあるのが投資の世界です。

だから結局、投資をしようと思っている本人に知識がなければ、詐欺に合うかもしれないし、自分で運用しても大損する可能性が高いです。

逆に、基本的な知識が身に付いていればリスクよりリターンが大きい投資を見極めて投資から恩恵を受けることができます。

何も分からないものに投資する前に『分かる為の自己投資』を先にするべきではないでしょうか。

沖縄トレード学院
新里 竜一

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