2022.07.28
なぜFX投資は他人と比べてはいけないのか?
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
FX投資を行っている人の目的は「資産を増やしたい」というのが共通ですが、どれぐらい増えたかという点で誰かと比べてしまうのがFX投資です。
「自分は損失してしまっているのに、あの人は増えている」
「10万円じゃなくてあの人みたいに100万円ほしい」
などと結果を比べてしまいますが、その他人との比較がFX投資が上手くいかない理由になることもあります。
今回は、なぜFX投資は他人と比べてはいけないのか?について解説します。
資金も目標も違う
投資家それぞれFX投資で達成したい目標は違います。目標が違うということは、どれくらい利益が必要かも変わってきます。それに加え、投資に充てる金額も変わって来ますので、一回の取引で使えるお金も変わってきます。
このように投資家によって様々な面で違いが出るため、他人と比べても意味がないのです。
金額を追うとリスクが高くなる
FX投資で”いくら儲かった”という金額を追うとリスクが高くなります。FX投資は「いくらを使っていくら稼ぐ」というように、金額を追うと自然と取引に使う資金も大きくなります。
自分の許容範囲を超えた資金を使うと、どんなに有効な手法で売買したとしてもメンタルに負荷がかかり、ルール通りの取引が出来なくなります。
過去の自分と比べる
比較する際は、他人ではなく過去の自分と比べるのが大切です。過去の取引を見返した時に、どのように改善されているか、どこを改善する必要があるかなど常に過去の自分と比べて取引して下さい。
「前までは、根拠が無くなんとなく取引していた。でも今は根拠がある取引ができる」
「過去の自分が取引ルール通りにできなかった、でも今はルール通りにできる」
このように、前にできなかったことが出来るようになれば「成長しているからOK」という気持ちで”過去の自分”と比べるようにしましょう。
沖縄トレード学院
新里 竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている