2024.02.15
【テクニカル分析】日本株の買うタイミングは?
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
日経平均株価上昇中
今年から新NISAが始まった影響もあり、日経平均株価がバブル期以来の高値を更新しております。連日、高値更新のニュースなどをみると「今のうちに買っとかないと置いて行かれる」というような気持ちになる人もいるかと思います。
そこで、株式投資、FX投資、仮想通貨など値動きがあるものすべてに使えるテクニカル分析を日経平均株価で行なってみたいと思います。
テクニカル分析
この画像は日経平均株価の日足チャートです。前述どおり、株価が上昇している事が分かります。
直近で言うと、2023年の高値と安値の幅と同じぐらい上昇していますので、一旦、上昇の勢いが弱くなっても不思議ではありません。
チャートには指定した平均値が分かるように200日の移動平均線を表示しております。また、買われすぎ、売られすぎを表すRSIも下の方に表示しております。
今の値動きのように「上昇中に買うと高値を掴んでしまいそう」という場合には、チャートの赤〇の箇所のように、移動平均線に近づいてRSIが30を下回っている箇所で買うという手段もあります。
値動きから根拠をみつける
今回使用したテクニカル分析などは『根拠』をみつけるためにおこないます。株式投資やFX投資、仮想通貨の取引など値動きがあるすべてのものに通用します。
分析して取引した結果、分析通りにならない場合もありますし、分析通りになる場合もあります。1回の損益で一喜一憂するのではなく、損失と利益を繰り返しながら結果的に利益になっていればOKというような考えで取り組むことが投資を続けていく上で大切な考え方になります。
感情では無く、自分なりの根拠を見つけて計画的に取引したいというのであれば、分析方法を身に付けてみてはいかがでしょうか。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている