元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

株も為替も上昇中！

日経平均株価が、バブル期を超えて最高値を更新しているというニュースが、連日テレビで報道されております。

諸外国では、30年前から何倍にも上昇しているところもあるので、正直「やっとか」「この30年、何してたの？」という意見もありますが、この勢いに乗って実体経済も良くなってほしいものです。

株の話で陰に隠れがちですが、ドル円も1ドル150円を超えて歴史的安値水準です。2022、2023年共に1ドル150円台を記録しているので、世間的には目新しいニュースではありませんが、為替の取引をしている人にとっては利益を得られるチャンスかもしれないので気になるところです。

そこで、ドル円のチャートと、ドル円に似ている状況の通貨ペアをご紹介します。

チャート分析

こちらはドル円のチャートです。先程お伝えしたように2022、2023年共に1ドル150円台を記録しています。そして現在も150円台ですが、150円台に到達する間隔が短くなっています。

150円台になると、円安を牽制するために政治家や口先介入や本物の資金を投じて為替介入を行なってきます。その動きを狙って「150円台だからドル円を売っておこう」という投資家はたくさんいます。

こちらはユーロ円のチャートです。あまり知られてないですが、ユーロ円も2008年のリーマンショック以来の円安です。ドルに対してだけではなく、殆どの通貨に対して円は売られています。

これは、日本の緩和的な金融政策が原因ですが、今年中にマイナス金利を解除するとの噂も出ていますので、歴史的円安も見納めかもしれませんね。

※投資は自己責任です。最終的な判断はご自身でされてください。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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