元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

34年振りの円安！

1990年6月以来、およそ34年ぶりにドル円が154円台に突入し歴史的円安となっております。『歴史的』という言葉が付くと「どこまで円安が進むのか？」、「今がドルを売って円を買うチャンスじゃないのか？」と思ってしまうものです。

また、為替のニュースをみてFX投資をはじめる人や再開する人が増えると予想できます。

そこで、今回はドル円をテクニカル分析で解説します。

ドル円のチャート

こちらが2024年4月22日現在のドル円のチャートです。現在は155円手前で上昇が止まっております。そして、長方形で囲っている部分が、今回の値動きと同じように上昇が止まっている箇所です。

長方形をみると、約1カ月ぐらいでさらに上昇しているのが分かります。このパターンをみると4月末から5月上旬に動きができるかもしれないという事が予測できますね。

また、どこまで下がるのかというポイントでも、チャートで分かるように2円ぐらいは円高に進んでいることが分かります。

明日は日銀金融政策決定会合

明日は日銀金融政策決定会合です。ちょうど先ほど分析した4月末と重なります。この日銀金融政策決定会合の結果次第でドル円の値動きが大きく変わります。

現状通り、金融緩和的な姿勢が示されるとさらに円安が加速して、逆に金融引き締め的な姿勢が示されると、円高傾向となりドル円は下がっていくことが予想されます。

生活防衛のために投資を学ぶ

歴史的円安となり、物価が上がっております。輸入に頼っている食料品は価格が上がっていくか、高すぎて販売されなくなりスーパーに並ばなくなったりするなど、国民の生活に影響を与えています。

物価上昇とともに収入も増えれば良いのですが、なかなか賃金は上がらず、さらに増税や低金利で銀行に預けても増えない時代です。

インフレに負けないために、生活防衛のためにも『投資』をしなければいけない時代になってきています。これからのご自身の生活を守るためにも『投資』を体系的に学んでみてはいかがでしょうか。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

--

ブログでは書けない話は学院長メルマガにて配信中です！

卒業生のご感想投資未経験者から経験者まで、多くの方が受講されています

その他の受講生の声はこちら