2024.05.19

【投資】ほったらかしで資産を増やす人と減らす人の違い

元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

受講生の成績を比較

先日、個人投資家育成コースの授業を行いました。個人投資家育成コースの通学コースでは、毎回、受講生の自宅学習の進捗を伺い、プラス(利益)になった人とマイナス(損失)になった人の状況比較を行っております。

今回は全7回のうち2回目の授業を受けての状況確認で、2回目の授業までは操作や基本知識を学ぶ段階です。比較の画像をみると、「破産」になっている人もいますが、この初期段階では、操作を覚える事が中心ですので「破産」になっても全く問題有りません。むしろ「破産」して”やってはいけない事”を初期段階で学ぶのは大切です。

また、今回の受講生の中で「ほったらかしにした」でマイナスになった人がいらっしゃいましたが、一般的な投資の理想の流れは「ほったらかしで資産が増える」です。

そこで今回は、ほったらかしで資産を増やす人と減らす人の違いについて解説致します。

ほったらかしでも良し悪しがある

ほったらかしと聞くと、「何もしないでいい」という印象を持たれるかと思いますが、投資においては「計画通りにほったらかす」か「無計画でほったらかす」で全く性質が異なります。

例えば下記のような値動きが有り、矢印のところで買って、〇のところで利益確定、×のところで損失確定という注文をあらかじめ出しておいて「ほったらかす」のは多少の計画が有ると言え、ほったらかしで資産を増やす人は利益確定と損失確定の注文を入れている傾向があります。

この場合に、〇の利益確定注文や×の損失確定注文を入れずにほったらかすというのが無計画な取引と言えます。取引して、その取引をどうしたいかも考えずに「とりあえず」という感覚で取引をおこなうと、計画性が無いので利益になっても同じことを繰り返せず、損失になっても改善ができません。また、1回の取引ですべての投資資金を失ってしまう場合もあります。ほったらかしで資産を減らしてしまう人は、計画が無くほったらかしている傾向があります。

ほったらかしで資産を増やすには

ほったらかしで資産を増やすというのは、投資に取り組むすべての人の願望でもあります。その願望を実現させるには、しっかりと計画を立てる必要があります。

先ほど、お伝えした利益と損失の注文はもちろんのこと、投資対象の特徴や過去検証の方法、資金管理、メンタル、自分のライフスタイルにあった投資方法などを知ったうえで、取引計画を立てる事で「資産を増やすほったらかし」ができるようになります。

もし、投資でお金と時間を増やしたいというのであれば、投資知識や技術を体系的に学んでみてはいかがでしょうか。

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沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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