2024.07.11

【今が買い時?】日経平均とドル円のテクニカル分析をプロが解説

元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

日経平均もドル円も上昇中

2024年7月9日現在の話ですが、日経平均株価が史上最高値を更新しております。また、為替も円安が進み、ドル円などは歴史的水準に達しております。こういう状況では、毎日と言って良いほどテレビやネットでも取り上げられます。

そういうニュースをみて「投資やろうかな」とか「まだ間に合うか?」、「あの時、買っておけば」「今買うと高値掴みになるかも」などと思いを巡らせて、投資未経験者、経験者問わず投資意欲が沸くものです。

そこで今回は、株式投資やFX投資など投資全般に通用するテクニカル分析を用いて日経平均とドル円の”買い時”を解説致します。

日経平均とドル円のテクニカル分析

今回は、値動きだけを分析対象とするテクニカル分析を用います。この分析方法は、視覚的に分かりやすく、一般投資家でも金融機関のプロと同じような取引ができるというメリットがあります。

早速ですが、左が日経平均の日足、右がドル円の日足です。(日足というのは1日1本で価格が記録されます)右肩上がりで上昇しているのが分かります。

上昇している銘柄に対して取引を検討する時に「上昇しているから今買おう」という人と「上昇しているけど、ちょっと安くなったら買いたい」という2パターンに分かれる事が多いですが、今回は後者の「上昇しているけど、ちょっと安くなったら買いたい」という場合の分析方法です。

画像には、移動平均線とCCIというテクニカル指標を表示しております。売買は『移動平均線の上に価格がある時に、CCIが-100を下回ったら買い、価格が移動平均線を下回ったら全部決済』というルールで行います。

その条件に達した箇所を青い四角で示しておりますが、画像に示されている通り「上昇しているけど、ちょっと安くなったら買いたい」という取引が実際にできている事が分かります。ベストとは言えないタイミングで買っている箇所もありますが、複数回の取引の中で一定の割合で狙った箇所で取引できれば良いというのが、テクニカル分析の根本的な考え方です。

今回、解説したようにテクニカル分析は株式投資でもFX投資でも、値動きがある投資に通用する分析方法です。もし、テレビやネットの情報に惑わされず自分で根拠を持って投資の取引をしたいというのであれば、まずは体系的に投資を学んでみてはいかがでしょうか。

受講生の感想

当学院で体系的に投資を学んだ受講生の感想をご紹介します。

この受講生は、当学院を受講して「自分では絶対勉強できない事だったので、学んで良かったという」という感想を持たれました。

投資というのは、「何をどの順番で学んで良いか分からない」というのが実情で、お金と時間を増やしたいのに、勉強の仕方を間違えてお金と時間を減らしてしまうという場合もあります。

投資は上手く習得できれば一生使える技術になりますので、これから投資で豊かな生活を送りたいという方は、正しい投資を正しく学んでみてはいかがでしょうか。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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