2023.06.22
【3つの理由】なぜ投資は独学だと損失になりやすいのか
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
投資をやる理由の後は学び方が問題
最近は、日経平均株価がバブル期以来の高値を更新している影響で、投資界隈が景気の良い話で賑わっています。もちろんの事ながら、その恩恵を受けているのは「投資をやろう」と決めた投資家だけです。
一方で「これから投資をやろうかな」と思っている投資未経験者は、株価が上昇しているからという積極的な理由の人もいれば、「物価が上がる」「賃金が上がらない」「銀行に預けても増えない」「年金貰えるか分からない」など消極的な理由の人も居ます。
どちらの理由であっても、投資で資産を増やすという目的は同じですので、投資を始めようと決めた後は「どうやってやるのか?」という学習の段階に入っていく訳ですが、この学習方法の選択で投資の成果が全く異なってきます。
そこで今回は、元金融機関のプロとして、そして数百名の個人投資家を育成してきた立場から投資の学習方法についてお伝え致します。
独学=損失になりやすい投資の世界
今の時代、投資に限らず何でもインターネットで情報を得る事ができます。投資でもブロガーやユーチューバーから情報を得て学習する人が多いのですが、殆どの方が結果に結びつかずに大損したり退場したりしています。
その主な理由は3つあります。
①間違った情報がある
インターネットは誰でも情報を発信する事ができますので、質の高い情報もあれば質の低い情報もあります。情報に触れた時に「情報の質」を見極める事ができなければ、誤った情報を基に学習する事になります。
算数みたいに『1+1=2』みたいな簡単な情報なら見極める事が出来ますが、投資という不確実性の高い世界の情報に始めて触れる訳ですから、良し悪しが分かるはずがありません。
ネットで検索して上の方に出てくる情報だからといって、正しい情報とは限りません。むしろ間違った情報の方が多いのが現状です。
投資を学習するには『正しい情報』が不可欠です。後から間違っていた情報と気付いた時には投資資金がすべて無くなっているという可能性も有ります。
②学習の順番が分からない
次に、学習の順番です。投資に限った事では無いですが何かを学習する際には『基本 → 応用』の順番で学ばなければ”なぜそうなのか”という深い部分での理解ができず、投資の場合だとすぐに感情的な取引になってしまいます。
感情的な投資はギャンブルです。ギャンブルではなく計画的に資金を増やしたいのであれば、体系的に学ぶ必要があるのです。
③答え合わせできない
最後は『答え合わせできない』という事です。正しい情報で正しい順番で学習したとしても、誰でも間違った解釈をする事はあります。
質問して答え合わせができれば、間違った解釈を正す事ができ正しい知識と技術を身に付ける事ができます。
知ってる人に教えてもらうのが効率的
ここまで、投資の独学が損失になりやすい理由を3つお伝えしましたが、ではどうすればいいのか?を簡単に答えると「知っている人に教えてもらう」です。
イメージしやすく言うと、『仕事』です。新人の頃に誰かに教えてもらったはずです。仕事も投資もお金を稼ぐという点では同じですが、仕事で独学というのはあり得ないです。何故かと言うと、時間もかかるし間違った事をやってしまう可能性があるからです。
しかし、投資をはじめる殆どの方は独学です。そして殆どの方が損失になってしまいます。
そうならないように誰かに教えてもらえば良いのです。
投資をする前にまずは自己投資。稼げる自分になるために知ってる人に教えてもらってはいかがでしょうか。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている