2023.09.07

【テクニカル分析】株式投資・FX投資・仮想通貨などすべてに共通の分析方法とは

元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

値動きがあるものすべてに使えるテクニカル分析

投資の勉強をする時に、「株の勉強がしたい」「FX投資の勉強がしたい」「仮想通貨の勉強がしたい」など、個別の投資対象の勉強がしたいという考えをお持ちの方がいます。

投資の分析方法を大きく分けると『ファンダメンタルズ分析』と『テクニカル分析』があり、投資対象によって個別具体的に異なってくるのはファンダメンタルズ分析です。

ですので、個別の勉強がしたいというのは『ファンダメンタルズ分析』を勉強したいと言っているのと殆ど同意義です。個別具体的なので、投資対象によって学習のし直しが必要となりますが、値動きを分析する『テクニカル分析』は対象が値動きなのでファンダメンタルズ分析と比べて学習の範囲は限定的で、かつ応用範囲が広いと言えます。

そこで今回は、日経平均の値動きを基にテクニカル分析の例をお伝えします。

トレンドとレンジ相場

値動きには大きく分けて2種類の局面があります。大きく一方向に動く『トレンド相場』と、方向感が無くヨコヨコの『レンジ相場』があります。

下記のチャートで言うと赤く大きく伸びている矢印があるところが『トレンド相場』、緑の短い矢印のところが『レンジ相場』です。

そして、今回の分析に用いているのは『レンジ相場』が得意のRSIというテクニカル指標です。チャートの下の枠に表示しているグラフみないたものがRSIです。

使い方は70を超えたら、買われ過ぎているから『売り』を推奨。30を下回ったら売られ過ぎているから『買い』を推奨です。

単純に、今年の日経平均の日足のチャートに適用しても、大きく一方向に動いている『トレンド』相場では損失(赤矢印)し、方向感が無くヨコヨコの『レンジ相場』では利益となっています。

ただ、単純にRSIを当てはめると『トレンド』相場で大損してしまうので、『レンジ相場』で得た利益が帳消しとなってしまいます。

ですから、RSIのシグナルが出た価格を上抜けたら損切り(損失を確定する)するなどの取引ルールを加える事で利益を狙う事ができます。

再現しやすいテクニカル分析

テクニカル分析は、その時代背景などを考慮したファンダメンタルズ分析より再現しやすいというメリットがあります。先ほどチャートで解説したようなルールを作れば誰でも同じような取引ができます。

当学院では、投資全般に使えるテクニカル分析を中心にお伝えしておりますので、色々な投資対象に応用できる分析の方法が学べます。

もし、投資全般に使えて再現性が高い分析方法を知りたいのであれば、値動きを分析するテクニカル分析を勉強してみてはいかがでしょうか。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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