2023.10.12
【必読】ドル円150円!歴史的円安の取引で気を付ける事
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。
約1年振りの歴史的円安!
この記事を書いているのは2023年10月05日でドル円は149円付近で推移しておりますが、10月に入り、早速、過度の円安を牽制するような為替介入らしい動きがありました。
“歴史的円安”などの価格になると、マスメディアでもトップニュースで扱われ「今がチャンスかもしれない」と考えて取引する人も増えてきます。
そこで、ニュースで取引する場合の注意点についてお伝えします。
過度なリスクを取ってしまう
”歴史的”という言葉を聞くと「このチャンスは二度と無い!」と思ってしまいます。そして、大きな勝負に出る可能性が高くなります。
為替介入などは滅多に無い事ですのでチャンスと言えますが、また150円付近で介入があるかどうかは一般投資家に知る術も有りません。
去年も10月に150円台を付けて為替介入が入っているので、また150円を超えたらドル円を売ろうという考えは理解できますが、逆行する事も考えて損切り注文を入れて、損失しても生活に影響が出ないようにしましょう。
投資は自己責任
マスメディアで取り上げられると、関心度が高くなるので色んな人が情報発信します。普段、投資や為替の話をしない人まで情報発信したりします。
しかし、いろいろな情報に振り回されないように、また投資の自己責任は自分ですから、利益になっても損失になっても自分が納得してから取引しましょう。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている