2017.06.07
FX初心者が損失を出してしまう相場とは
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー、沖縄トレード学院の新里 竜一です。
昨日(2017/06/07)、第5回目の個人投資家育成コースを行いました。
前回、テクニカル指標の使い方をお伝えしたので、始めた当初の「なんとなく」トレードしたという理由は無くなり、根拠のあるトレードができるようになりました。
ただ、今回は、先週と比べて残高が下がっている方が殆どでした。
その理由は至って簡単ことです。それは「ドル円が下がった」からです。
多くのFX初心者は、馴染みのないユーロやポンドはピンとこないので最初にドルを買って円を売ります。
ですので、ドル円が下がったら「ちょっと前より下がってるから上がるかもしれない」まるでタイムセールでお買い物をするかのように買いを入れ続けてます。
そして、さらにドル円が下落してしまい、ロスカット。資金が一気に無くなります。
そのパターンが顕著に現れた、今週の受講生の成績でした。
今回の現象は独学では絶対に分からないことです。複数の受講生が同じ相場をみて、同じような損失を出しているということが分かれば、同じことを繰り返さなければいいだけです。
「損失から学ぶ」ことが継続してFXで利益を上げる秘訣です。
--ブログでは書けない話は学院長メルマガにて配信中です!
【著書】投資で人生を豊かにする5つのルール
(Amazonにて販売中:ミリオンパブリッシング刊)
FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている