2019.04.05
お金と感情は結びついている
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
『投資』でお金を増やしたいという方は2つのタイプに分かれます。
1つは貯蓄が十分にあり、余裕資金を投資に充てるタイプ。
もう1つは、貯蓄が無く、生活費を切り詰めて投資資金を作るタイプ。
投資において継続的に利益を得られるのは、貯蓄が十分にあり、余裕資金で投資を行うタイプです。
それは何故かというと『お金と感情』は結びついているからです。
投資は主に、価値が上がったり下がったりする中で現在と未来の価格差を狙って行います。
上がったり下がったりするということは、投資対象の価値が下がってしまい損失になってしまう場合もあります。
余裕資金で投資を行うタイプの方は、例えば1回取引で10万円の利益を目標にし、損失は5万円で抑えると決めたらその目標額に到達するまで『待つ』ことができます。
一方、生活費を切り詰めて投資を行うタイプの方は、同じ目標を立てたとしても1万円の利益や損失が出たところで『1万円あったら〇〇ができる』等の感情が大きくなり、事前に決めたルールを無視してしまいます。
1回、2回程度ならそれでも利益を得ることはできるかもしれません。しかし、感情まかせで取引を続けているとなぜ利益や損失になったのか分からないので同じ取引をすることができずに、『最初は上手くいったのに…』と混乱して不安定な取引となり結果的にお金を増やすどころか減らしてしまいます。
『貯蓄なくして投資なし』『余裕なくして利益なし』
投資は余裕資金で行いましょう。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている