2019.10.31

任せる投資と自分で運用する投資

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

当学院には、投資に本気で取り組みたいという方が入学されますが、約半数の方が「任せる投資」の経験者だったりします。

任せる投資の金融商品と言えば、投資信託やロボアドバイザー(ウェルスナビ等)あとはファンドなどです。
それぞれの違いについては割愛しますが、お金を預けて運用をお願いする投資スタイルです。

参考記事:ウェルスナビってどうなの?

CMでやってるウェルスナビってどうなの?

任せる投資のメリットは、プロやロボットのデータに基づいて投資を行うので自分で運用するよりも知識や学ぶ時間が要らないというところです。逆にデメリットですが、メリットの裏返しで損失になった場合、なぜ損失になったのかなど学べることが少なく、次に繋がりにくいところです。

収益面で言えば、『ローリスクローリターン』という表現が分かりやすいかもしれません。

一方、『自分で運用する投資』はその名の通り自分の判断で運用しなければならない為、知識、学ぶ時間、経験が必要となります。この知識を得るための努力や時間をデメリットとして捉える人もいますし、続けていけば次に繋がるとメリットと捉える人もいます。

収益面で言えば『ハイリスクハイリターン』ですが、リスクは学びによって抑えることができます。

「どっちがいいの?」とよく聞かれますが、どちらも同時に取り組んでも良いと思いますし、その人がどうしたいかによります。

最も注意すべきなのが、「学ぶのは嫌だけど、ハイリターンがほしい」という考え方です。
こういう考え方だと、高配当、高金利、元本保証などを謡った投資案件に騙される可能性が高いです。

もし、投資で豊かな生活を送りたい。生活が変わる、気持ちが落ち着くほどの恩恵を受けたいのであれば、「学ぶ」とこは避けては通れないでしょう。

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