2020.03.31
FX投資で”今”を知る
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
『コロナショック』の影響で、どんどん景気が悪くなっていることを実感していると思います。
100年に1度のリーマンショックと比較されることもありますが、『コロナショック』は比較にならないほど影響が大きいということが、先週発表された経済指標が表しています。
アメリカの新規失業保険申請件数というものがあります。
これは、失業者が失業保険給付を始めて申請した件数で景気に敏感に反応すると言われていますが、その数字が桁違いになっています。
直近で328万3千件
リーマン危機直後でも09年3月の66万件
グラフをみると、「これ同じデータですか?」と言いたくなるような感じです。
FX投資を行っているとこういう経済指標に敏感になり、『数字』で物事を捉えられるようになります。
何か行動を起こすとき『いま〇〇だから、〇〇する』という順番あると思いますが、数字をみるようになると『いま〇〇だから』という部分の精度が上がります。
投資だけに限らず、数字を知らないと現状が正確に判断することができず、何となく感覚で物事を判断してしまうので、後から振り返ったときに「なんであんなことしたんだろう?」となることもあります。
景気の数字を利益に繋げたり、現状把握の判断力が身に付くというのもFX投資の利点かもしれませんね。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている