2020.07.02
レバレッジ商品を運用する心得
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長 新里竜一です。
平日、毎朝金融市場のニュースを届けてくれる「モーサテ」で、『取引活況レバレッジ商品』という内容が伝えられていました。
レバレッジは「テコの原理」とも言われ、金融商品に当てはめると『小さなお金で大きなお金を動かす』ことを指します。
で、このレバレッジが気軽に使えるのがFX投資です。
国内のFX業者では、個人で25倍、海外では1,000倍近いレバレッジが使えるところもあります。
レバレッジを活用すると大きなお金を動かすことができるので、上手くいけば大きな利益となりますが、逆に上手くいかなければ大きな損失となります。下手すると投資資金が一瞬で吹き飛び、投資資金以上の損失を被ることもあります。
レバレッジ = ハイリスクハイリターン です。
リスクをコントロールする知識や経験が無いうちから、「ドカンと稼ぎたい」とハイリターンだけに焦点を当てても、ほぼ失敗に終わります。
利益を得ると「もっと」、損失になると「元は取り返したい」そんな感じで深みにハマります。
このコロナ禍でハイリターンのレバレッジ商品が活況になるのは「副業でどうにかならないかな」と軽い気持ちでFXをはじめる人が多いことを表しているかもしれませんが、簡単に稼ぎ続けられるほど甘くはありません。
しっかりと基礎を身に付けるまでは、リスクもリターンも小さく。まさに「急がば回れ」です。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている