2022.08.17
普通の人がFXで利益を上げ続けるには
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
最近は、「自分で稼ぎたい」「副収入を得たい」「余ったお金を運用したい」など様々な理由からFXをする人が増えています。
FXをする人が増えた分、利益になる人も増えれば良いのですがなかなかそうはなりません。
多くの人(普通の人)が気軽に始めるが多くの人(普通の人)は損失で終わる。その理由と、普通の人が利益を上げ続けるにはどうすればいいかをお伝えします。
なぜ普通の人は損失になるのか
結論から言うと、感情豊かだからです。人間ですから『嬉しい』『楽しい』と思うのは普通なことですが、FXにおいてはこの感情が悪影響を及ぼします。
よくあるパターンが
・利益になった → 嬉しい → もっと利益がほしい → 取引量を上げる → 大損
・損失になった → 悔しい → 早く取り返したい → 取引量を上げる → 大損
どちらのパターンにしても、取引量を上げて大損します。
繰り返しますが、これは普通の人の感情ですから珍しいことではありません。9割の人がこの経路をたどります。
普通の人が利益を上げ続けるには
「無感情でやってください」と言いたいところですが、人間ですから利益になったら嬉しく、損失になったら悔しいという感情が沸いてきます。
ではどうするか?
・「感情的になったら負ける」ということを理解する。
・取引と感情を結びつけないようにする。
・淡々と繰り返すために作業化する
FXの取引は作業と捉える
淡々と繰り返すということをイメージするためには『作業』という言葉がぴったりです。作業系の仕事で検索すると、「ライン作業」「組立・素材加工」「フォークリフト」「食品加工」「ピッキング・検品」などが出てきますが、FXも同様だと捉えていただいた方が感情的にならずに冷静に取り組めます。
淡々と繰り返す作業は、『どれだけ同じことを正確にできるか』が重要です。繰り返しだからつまらないなどという感情や、気分によってやり方を変えるということも殆どの場合は逆に効率を悪くします。
FXも淡々と繰り返すには作業化する必要があります。そのために、過去のチャートを検証し利益と損失を繰り替えして利益が見込める取引手順(作業マニュアル)を自分で作る必要があります。上手く結果が出ないときはマニュアルを更新し、上手く結果が出ているときはそのままやり続ければ良いです。
繰り返しになりますが、『利益になったら嬉しい』『損失になったら悔しい』そう思うことは普通なことです。しかし、FXは感情的になると結果的に損失になってしまうので、感情を取引に入れないようにするにはどうすれば良いか?という視点で取り組んでみてください。継続的に取引ができ安定した結果につながるはずです。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている