2021.06.17
FXの自動売買は危険なのか?
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
本日、浦添産業支援センターゆいの街にて、自動売買レッスンを行っております。
この授業は、FXの自動売買ロジックを自分で作るためのスキルを学ぶ内容となっております。
一般的にFXで自動売買を行う場合、FX会社が提供しているものを使うか、市販されているものを買って使うことになるのですが、まだまだFXの自動売買は危険と思われている面もあります。
今回は、本当にFXの自動売買が危険なのかについてお伝えします。
FXの自動売買は危険ではない
結論から言うと、FXの自動売買は危険ではありません。と言っても実際に大損している人がいるのも事実ですから、なぜ大損する人が居るのか、危険ではない理由と共に解説します。
FXの自動売買が危険になる場合
FXの自動売買で大損し結果的に危険と判断されることがあります。それは車に例えると、事故を起こしたから車が危ないと言っているのと同じです。
恐らく、「車は危険ですか?」とあなたが質問されたら「運転する人による」もしくは「整備されてない車なら」と答えるでしょう。FXの自動売買もまったく同じです。
FXの自動売買はFX会社や市販で提供されていますが、そういった自分ではない誰かが作ったものというのは、仕組みを理解することが難しいので使いこなすことも難しくなります。
車のように、教習所で仕組みや運転方法など基本的なことを学べるのであれば良いのですが、FXの自動売買の場合は基本的なことを学ぶどころか、「勉強する手間が省ける」「楽してお金を増やしたい」などと”自分の頭を使いたくない”という考えで運用する人が多い傾向にあるため、大損する可能性も高くなります。この場合はFXの自動売買が危険ではなく使っている側が危険な状態にしてしまっていると言えます。
また、「整備」されていない状態ですが、これはそもそも利益が見込めるロジックでは無い場合に当てはまります。利益が見込めないロジックを利益が見込めるロジックとして売っている場合は詐欺に当たります。この場合は、自動売買が危険というより販売者が危険です。
FX自動売買を有効に使うには
FXの自動売買で、利益が見込めないロジックを使って損失を招いたり、ある日突然大損してしまうなどの危険を避けるためには基本的な知識を身に付けることが必要です。その基本的な知識を身に付ける有効な手段は『自分で作る』です。
作ることは理解しないとできないことですから、基本的な事を知るために作ってみるという選択も良いかもしれませんね。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている