2021.07.03

ノートじゃない!FXで迷わないためのメモの書き方

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

本日、FX個人投資家育成コースの授業を行いました。受講されたのは、独学でなかなか上手くいかなかったFX経験者。

今回で全6回の授業を修了したのですが、授業で習ったことを忘れないようにある工夫をされておりましたので紹介します。

チャートに書く!

今回お伝えするメモの方法はMT4のラベル機能です。下記の画像のボタンから使うことができます。
特徴はチャートをスクロールしてもその位置に固定されているので、常に確認しやすくなっています。

今回の受講生のチャートはこちら。

赤枠で囲っている部分がラベルによるメモ書きです。
このラベルに売買ルールを書き込んでおけば「どうやってやるんだっけ」と迷うことも無くなります。

人はすぐ忘れる

FXの取引に限ったことではないですが、人はすぐ忘れる生き物です。昨日の食事すら忘れてしまいますから、たまに取引する場合はなおさらです。チャートを開いて、いざ取引をしようと思っても何をやっていいか分からず、面倒くさくなってなんとなく取引してしまうことも珍しくありません。

なんとなくやっても何も学べない

私が常にお伝えしていることですが、「FXはなんとなくやっても何も学ぶことはできません」。なんとなく取引して利益になっても損失になっても、偶然以外の何物でもありません。

偶然を必然に変えるには、「過去の値動きを検証し、売買ルールを作る。テクニカル分析」「情勢を見極めて取引に活かす、ファンダメンタルズ分析」「ある周期に沿っておこなうアノマリー分析」などをおこない、根拠のある取引をするしかありません。

独学だと無駄な努力をするかもしれない

無駄な努力という言葉はあまり好きではないですが、FXに関しては本当に無駄な努力が存在します。間違ったことや間違った順番で学習すると全く結果に反映されず「自分の努力が足りない」と自分を責めることもあります。努力は正しい方向で効果を発揮します。

FXを学習するにあたり、正しい方向で努力したいというのであれば、知っている人の知識や経験を自分のために使ってみてはいかがでしょうか。

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