2014.11.11
【FX投資】長期投資と短期投資はどっちが儲かる?
今回は目線を変えて、頻繁に売買する「短期投資」と長期的目線で売買する「長期投資」どちらが儲かる?という素朴な疑問についてのお話。
長期投資と短期投資はどっちが儲かる?
間違いなく、今回のドル円相場で利益を得やすいのは長期投資。2012年からドル円を持ち続けていたら資金は数倍にふくれあがっていることでしょう。
では、1週間、1日、1時間ごとに行う短期売買ではどうでしょうか。
短期売買は、少ない資金で何回も取引することにより利益を積み重ねる投資方法です。もちろん、今回のドル円の大幅上昇でも利益を出せますが、長期投資程の利益幅は出せません。
ただし、少ない資金で何回も売買を繰り返すことで、資産を倍々に増やすことが可能です。
※上手くいった場合に限ります。
では、どちらがすぐれているのでしょうか。
この質問に適切に答えるには「どちらが自分にとってやりやすいか」ということになるかと思います。
例えば、数年使わない資金で運用するのであれば手間がかからない長期投資が良いでしょうし、積極的に利益を出したい人は短期投資が向いているかと思います。
※ちなみに富裕層は長期投資の方が好まれる傾向にあります。
※10万円が1000万円に!なんて宣伝をしているFX商材のほとんどは超短期売買です。
ハイリスク、ハイリターンですね。
短期投資と長期投資のデメリット
お互いのデメリットとしては
長期投資はチャンスが少ない、損失を出すと長期間取り戻せないことがあります。
短期投資は売買を頻繁に行う分、スプレット(手数料)がかさみやすく損失が大きくなりやすい、チャートを常に確認する必要があるため
売買に時間を取られるということが上げられます。
つまり、「利益の出し方」が違うだけで、どちらでも利益は出せるのです。
ただ、継続して利益を出すためには、ストレスなく投資ができるよう自分の性格にあった投資法をおすすめします。
その時に備える
相場はこの先も逃げません。
自分なりのチャンスをじっと待ち、勝負の時に備えましょう。必ず「その時」はやってきます。
「その時」に備えるために売買法を研究したり、資金をためるなど、やることは意外と多いです。それまで大切な資金は取っておきましょう。
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