2022.08.23
投資をやる上で「最強の投資スキル」とは?
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
※当スクール個人投資家育成コース授業の様子。和気あいあいと楽しく投資を学んでいます。
投資、投資の最強の技術である『調べる』についてお伝えします。
FX投資の場合は『上がるか』『下がるか』という動きの価格差を利益に変える投資ですが、今後の動きの根拠を探す方法としてテクニカル分析があります。
テクニカル分析の中にも、移動平均線やRSIなど様々なテクニカル指標があり、その数は100を超えます。そしてそのテクニカル指標やパラメーターを組み合わせるとパターンは無限になります。
パターンは無限ですから、利益が見込める手法も無限と言えるので、「いったいどの方法が良いのか?」と迷うことも多くなります。
取引方法で迷わず、利益が見込める方法を選ぶことができれば、早く高確率で利益を得る取引ができるので『最強の技術』と言えますが、それが難しいのが現実です。
今回は、FXをやるうえでの最強の技術である『調べる』についてお伝えします。
『調べる』技術が投資において最強な理由
最強の技術が『調べる』でがっかりしましたでしょうか?最強の技術というと『これさえやっとけば稼げる!』のような取引手法をイメージされる方が多いと思いますがそうではありません。
なぜなら勝率100%で永遠に稼ぎ続ける方法は無いからです。どんなに優位性が高くても相場に合わないことがあり、手法だけを聞いただけだと少し連敗したり損失が大きくなるとその方法を信じることができずに捨ててしまい、また他の方法を探すからです。
『調べる』ことができるようになると、簡単に手法を捨てることが無くなります。なぜなら自分で調べてるからです。結局、他人から聞いた話よりも自分の体験が一番信じられますよね。
投資のプロは例外なく『調べる』をやっています。
投資の専門用語でいうと「バックテスト」「過去検証」とも言われます。
なので、当学院のカリキュラムは『自分で調べる技術』も当然お伝えしております。授業の中で基礎知識や優位性のある型をお伝えして、手取り足取り一緒に調べます。
調べる技術を身に付ければ、情報に惑わされることは無くなります。FXや投資界隈には「これさえやれば稼げる」的な話が蔓延しておりますが、その情報の真実を知り、自分の取引のヒントにすることもできます。
繰り返しになりますがFXで最強の技術は『調べる技術』です。
過去の値動きや勝率を調べることで、何となくやっていたことが根拠のある取引に変わり
「行き当たりばったりで投資で勝てる根拠がない自分」から
「投資で勝っても負けても儲かる根拠がある自分」になることができます。
1年の売買結果を1分で調べる方法
当学院でお伝えしているITプロトレーダーコースでは、プログラミングとMT4のストラテジーテスターを組み合わせて、最短、最速で調べる技術をお伝えしております。
調べると言っても手動で調べるには限界があります。一つの方法を過去、数年の値動きを使って正確に調べようと思うと途方もない時間がかかります。
そこで、コンピューターの力を借りて圧倒的な速さで調べます。調べるのに時間をかけすぎると投資で利益を得るのが遅くなってしまいますので、実際の取引にかける時間以外はなるべく短縮しようということです。
下記にストラテジーテスターの画面を貼り付けました。
・取引ルール
・通貨ペア
・期間
・タイムフレーム
・初期投資資金
・通貨量
・スプレッド
そうすると代表的な事として下記が分かります。
・どれだけの損益になったのか?
・何回取引したか?
・勝率はどれぐらいか?
このテスト結果は1年で「10万円で1,100万円の利益」になりました。
調べた結果を元に、自動売買プログラミングでシステムを制作し、利益が見込める取引を自動で行います。調べることや取引に自分の時間をなるべく使わないようにして、投資でお金と時間をことを目指します。
調べることや取引を手動で行おうとすると、時間を取られます。時間はお金と並ぶぐらい大切なものです。
限りある人生を豊かに過ごすための手段として、FXを選ぶのであれば『調べる』技術を習得し、効率に運用ができる自動売買を検討してみてはいかがでしょうか。
沖縄トレード学院
学院長 新里 竜一
--ブログでは書けない話は学院長メルマガにて配信中です!
【著書】投資で人生を豊かにする5つのルール
(Amazonにて販売中:ミリオンパブリッシング刊)
FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている