2021.07.12

FXの練習で決めておくべき7つのこと

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

FXは気軽に始められると投資初心者から人気があります。『少額からでOK』『平日24時間取引可能』『スマホでどこからでも』という点がその人気の要因ではありますが、その簡単さからいきなり本物のお金で取引をはじめるめて損失してしまう人が後を絶ちません。

そこで『FXの練習で決めておくべき7つのこと』についてお伝えします。

FXの練習で決めておくべき7つのこと

1.どういう条件になったら取引を開始し、決済するか
売買ルールです。最初は単純で良いですのでチャートで検証してください。朝起きるのが7時で寝るのが23時なら、『7時に買って23時に売る』というルールも考えられます。それが有効かどうかの答えはチャートにありますので調べてみましょう。

2.資金はいくら使うのか
いくら使いますか?必ず余裕資金にしてください。最悪全部無くなっても生活に支障が無いお金です。

3.利益を投資資金に含めるか
利益を投資資金に含めると、連勝時は加速的にお金が増えていきます。固定ロットで安定的に利益を得たあとに取り入れるのが流れとしてはスムーズです。

4.合計でどのぐらい損失になったら方法を見直すか
含み損を考慮して、どれぐらい資金が減ったときに取引を見直すかという基準を決める必要があります。(FXから撤退する基準は、2番目に決めた投資資金が無くなったらということになります。

5.自分が取引できる時間帯はどのぐらいか
生活に合った取引方法でなければ、続けることが難しくなります。仕事中にFXが気になって仕事がおろそかになっては本末転倒です。

6.取引が気になって仕方が無い場合は寝る前に決済するなど
自分のお金が増えたり減ったりすると気になります。人によっては眠れなくなるぐらい気になるという場合もありますので、健康の基本である睡眠を阻害されないようにしましょう。

7.複数の方法を同時に行った場合、管理できるか
慣れてくると、複数の方法を同時に行ったりします。取引が増えると、どの方法でおこなった取引か分からなくなることもあります。少しづつ増やしていきましょう。

プロのスポーツ選手でも練習を繰り返す

『本番の取引をいきなりはじめる』をスポーツで例えると、下記のような感じです。

・サーフィンなら波にのまれて溺れてしまう

・アイススケートなら転んでケガする

・ボクシングなら殴られてKOされる

挙げた例は、誰に聞いても「練習しないと無理だよね」という言葉が返ってきそうな内容です。しかし、FXになるといきなり本番を行います。身体的な痛みを伴わないのが原因かもしれませんが、その代わりに金銭的な痛みと精神的な痛みに襲われます。

そうなる前にデモ口座で練習すべきです。スポーツのプロ選手も試合の前にには必ず練習します。試合が終わればまた練習です。FXも同様に、練習を一通り終わったからと言ってずっと本番で良いというものではなく、デモで検証→本番で実践を繰り返す必要があります。

投資の練習はリスクを取る準備です。しっかりとした準備があるからこそ、リスク以上のリターンを狙い続けることができるのです。練習は面倒くさいと言っている間はギャンブラーです。継続して利益を得るプロの投資家になりたいのであれば、練習から真剣に取り組んではいかがでしょうか。

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