2021.07.29

FXで「寝ていてチャンスを逃した」を解決する方法とは

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

本日もFX個人投資家育成コースを行いました。今回受講されたのは、FX未経験者の男性と経験者の女性です。

前回の授業で具体的な取引方法をお伝えし、今回の授業まで宿題として取引を試していただきました。

実際に試してみて、「寝ている間にチャンスがきていた」という悩みを伺いました。この悩みを解決する方法をお伝えします。

取引したくてもできない

今回の受講生が取引を試して出た悩みが「寝ている間に売買タイミングが来てしまい、取引できなかった」というものでした。

この悩みはFXではよくあります。

例えば、上記の移動平均線と終値が交差して売買するという方法の場合は、『終値が移動平均線といつ交差するか?』というのを事前に知ることはできません。

移動平均線をはじめ、チャートにテクニカル指標を表示して取引する場合はローソク足が更新される度に確認する必要があります。

1分足なら1分毎に、1時間足なら1時間毎に確認が必要です。タイミングよく自分がチャートを確認したタイミングで交差すれば良いのですが、そうならないことが多く、自分が確認した時にはすでに交差し終わった後になり「売買しておけば利益になったのに」など、取引をしてもいないのに落ち込んだりします。

解決方法とは

では、この問題の解決方法はあるのでしょうか。残念ながら、手動で取引する場合は解決できません。ただ、売買タイミングに達したときに気付くという点で『音』を鳴らすことはできます。

FX会社のサービスや、個人が配布・販売しているインディケーターなどを用いて売買タイミングが来たら音や通知で知ることができます。

しかし、シグナルが出たからといっていつでも売買状況とは限りません。仕事の手を止めて売買したり、睡眠を阻害したりすると生活に支障がでる可能性があります。

根本的な解決策は自動化です。

こちらもFX会社のサービスや個人が提供・販売しているEAなどで実現することができます。設定すれば、自動で売買してくれるので「寝ている間にチャンスを逃す」という問題が解決できます。

しかし、自分が行いたいルールが決まっている場合や大切な資金を投じるからには仕組みを理解したいという場合は『自分で作る』のが最適です。

当学院のITプロトレーダーコースでは、MQL言語を使って自動化する技術をお伝えしております。自分で作る技術を身に付ければ、過去10年の値動きを使って検証して作り出した優位性が高い売買を自動化できます。

最後に
FXのテクニカル指標を中心とした売買では、チャートを確認する、または売買をするための”時間”が必要となります。自分のやるべきことややりたいことをしている間でもチャンスを逃したくないのであれば『自動化』という選択しがあります。

もし、お金を投じるからには理解して優位性があるもので運用したいのであれば、自動売買を自分で作る技術を習得されてはいかがでしょうか。

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