2022.09.06
FXで「頑張る」とはどういうことか
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。
FXは上がったり下がったりする値動きの差を利益に変える投資で、常に値動きがあるから理論上はいつでもチャンスがあります。
そのチャンスをものにしようと、長い時間を使って取引したのに損失になってしまった。これはFX投資家にはよくある話です。
長い時間取引をして、その取引のために値動きを分析して、また本やネットで情報を収集して、それでも結果が出ない。
そんな時は「こんなに頑張ったけど儲からない」という気持ちになります。人間が最もやる気を無くし、落ち込んでしまう場面は「頑張ったけど結果が出ない時」と言われます。
そこで諦めるという選択もありますが、FXと自分の可能性を信じてやり直すという選択もあります。
ただ、以前と同じ方法で頑張ったとしても同じ結果で終わってしまう可能性が高いです。
そこで今回は『FXで頑張るとはどういう事か?』についてお伝えします。
正しく頑張る
FXに限ったことではないですが、何かを達成するときには「正しく頑張る」必要があります。
何かの資格を取得する、学校の試験に合格する、ダイエットする場合など、パターンや成功法と言った「正しく頑張る」方法が存在します。
FXにおいても「正しく頑張る」方法はあります。その方法を最も簡単に表現すると、「ルールを決めて、ルールを守る」です。
例えば『月曜の夜9時に買って、金曜の夜9時に売る』というルールを仮に決めて、過去の値動きを使って利益が出るか調べて、利益になりそうならその取引だけを行う。『いくら損失したらやめる』という撤退ルールも決めておき、そこに達するまでルールにしたがって取引します。
「頑張る」というと、数多く取引をしたり、朝から晩まで相場に張り付くようなことを想像しがちですが、FXにおいての正しく頑張るは、感情をおさえて『ルールを決めて、ルールを守る』です。
もし、FXでうまくいかない、またはもう一度やり直したいと思っているのなら『正しく頑張る』を意識してみてください。今より良くなるはずです。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている