2021.09.02

FXのデモトレードは意味ない?絶対やるべき3つの理由

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

FXにはデモトレードというものがあります。デモトレードは本物のお金ではなく仮想資金を用いて取引の練習ができるものです。FXの経験者にデモトレードのことを聞くと、「デモトレードは意味ない」と答える方もいます。

果たして本当にデモトレードは意味ないのでしょうか?

今回は、デモトレードを絶対やるべき理由をお伝えします。

デモをやるべき理由

デモトレードをやるべき理由は3つあります。

①操作に慣れる

②投資に慣れる

③ルールを作る

上から順に解説します。

操作に慣れる

まずは操作に慣れる必要があります。これはどんな経験者も該当します。特に、国内のFX業者は業者毎に取引ツールが異なることが多いため、業者を変えたら取引ツールに慣れる必要があります。

ちなみに、私が金融機関に在籍していた時はデモ環境が用意されてそこで完璧に操作を覚えました。ワンクリックで会社を潰せるような仕事でしたのでその必要がありました。

個人投資家はそこまでする必要はありませんが、操作ミスで損失してしまうことが無いように、まずは操作に慣れましょう。

取引に慣れる


FXの未経験者が取引をはじめると、一瞬で利益が出たり、損失が出たりするので大きく感情が揺さぶられます。

儲けるために取引をはじめたのに「こんなにすぐに儲けていいのか?」という違和感も感じるはずです。

逆に損した場合は、汗水垂らして稼いだお金が一瞬で無くなり「今まで働いてたのは何だったのか?」とショックを受けたりします。

感情が揺らいで混乱しないためにも、ある程度デモで投資に慣れる必要があります。

ルールを作る

デモトレードでルールを作る必要がある、ということを知っている人はそれほど多くはありません。殆どの場合は少し操作になれたらいきなりリアルトレードを開始します。何も計画を持たずに利益を上げ続けられるほどFXは甘くはありません。

デモトレードでルールを作り、しっかり利益を得られるようになったらリアルで同じことをすれば良いのです。

デモトレードは不可欠

デモトレードはリアルじゃないから何も学べないと思っている人は、必ずと言っていいほど損します。リアルトレードで無計画に感情的に取引しても何も学ぶことはできません。

デモトレードを軽視せず、デモトレードでしっかり準備してからリアルトレードを行いましょう。

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