2022.09.30
40代と50代の投資との向き合い方
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。
投資はお金を上手く使って増やす行為ですので、すべてのお金を使う人が多少なりとも関係があると言ってもいいです。
ひと昔前は、お金がある人がやるものと捉えられることもありましたが、今では一つの収入源では不安定なので複数の収入源を持ちたいという考えから、投資は一般的なものになりました。
ただ、一般的になったとは言え投資をはじめるタイミングは人によってことなります。
今回は、40歳代や50歳代の投資の向き合い方についてお伝えします。
40代
40代は子育てが落ち着いて、投資を本格的にはじめようと考える人が多くなります。当学院のマンツーマン講座やセミナーに参加するのも40代からが多いです。
40代は前半と後半で投資に対する考えが異なり、40代前半は投資を学びたいというより、投資はどんな感じか知りたいという傾向があり、色々な情報をみていることが多いです。
この最初の段階で『正しく学べる方法を選べるか』というのは非常に重要で、誤った選択をするとお金と時間を失い、定年や病気などが気になる50代に突入することになります。
50代
この年代は、親の介護や自分の体の故障、定年などで労働以外の収入の必要性を強く感じるようになります。当学院の受講生はこの年代が多いです。
この年代は、どの年代よりも真剣度が高くオンラインや動画よりも直接対面で学ぶことを選ぶ傾向があります。
この年代で注意するべきことは、「忙しい」を理由に学習をおろそかにしていると安定収入があるうちに学ぶという機会を失ってしまう可能性があります。
投資の性質上、安定収入があった方が落ち着いて取り組むことができ結果も出やすいです。逆に仕事を退職して時間はあるけど安定収入が無い。という状態だと投資に依存して損失を受け入れることができなくなります。
知って判断する
人間は誰もが「今が一番若い」です。投資を学習するのは安定収入と気力と体力があった方が良いです。
もし、投資に興味はあるけどなかなかスタートできないのであれば、投資の事を早く知って、そのうえで投資が自分に合わなければ違う手段を探すぐらいの気持ちでスタートしてみてはいかがでしょうか。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている