こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

FXの取引を行う為替市場は、様々な要因で動いています。シンプルに値動きだけをみている人や値動きを見ずに今後の予測だけで取引する人、輸出入業者のような「買いだけ」「売りだけ」の取引を行う実需という取引もあります。

今回は、値動きを見ずに今後の予測だけで取引するファンダメンタルズ分析のお話です。

今日はこれで動く

FXの取引を行っていると、突然急激な値動きが発生する場合があります。突発的なニュースの場合もありますが、あらかじめ分かっているタイミングで動く場合もあります。

それは「経済指標」です。

実は、ほぼ毎日世界のどこかで経済指標が発表されています。

下記は今日発表される経済指標です。

※yahooファイナンス経済指標引用

サイトによって☆の数で影響度を評価しておりますが、FXの取引をある程度経験すると自分で「この経済指標が注目だな」と分かるようになります。

ちなみに金融機関に居た時は、トレードの前に必ず経済指標を確認するというルーティンワークがありました。

今日、発表される経済指標で注目なのが米国の小売売上高です。下記のチャートは前回の発表時の値動きです。

取引のヒント

注目の経済指標発表当日は発表までは値動きが乏しくなることが多く、発表後に一方向に動いたりします。その動きの特性を狙って戦略を立ててみるのも良いかもしれませんね。

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