2021.09.22

FX自動売買で自作のロジックは何個稼働できる?

こんにちは。元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。

当学院では、FXの取引を全自動で行うためのプログラミングの技術をお伝えしております。FX会社から提供されている自動売買ツールや販売されているツールと異なり、自分で作るので「どういう仕組みで売買しているか」理解できるところが魅力です。

自動売買プログラミングの技術を習得すると数多くの売買手法を検証し、その中から優位性のある取引方法を自動化することが簡単にできるようになりますが、ある程度、自分の意図通りの自動売買が作れるようになると「全てを稼働することができない」という悩みに直面します。

そこで今回は、自動売買を自作した場合の稼働数と、数多くのロジックを作った場合のメリットについてお伝えします。

作成しても殆どのロジックが未稼働

冒頭にお伝えした通り、自動売買のロジックを数多く作ると利益が見込めるものを選別したとしても全てを稼働させることが難しくなります。

自動売買を稼働させるためにはVPSという仮想サーバーをレンタルしますが、契約するのは1人で多くても2つ程度で、稼働させられるロジックは1つのVPSあたり20個程度で、2つのVPSを契約しても40個程度です。なので100個のロジックを作ったとしても60個は未稼働のままということになります。

本当は利益が見込めるロジックを全て稼働させられれば良いのですが、その環境を整えて管理するのも一苦労なのです。

それでも数多く作る理由とは

数多くのロジックを作成した過程で生まれる未稼働のロジック。その中に思わぬ宝が眠っている場合があります。未稼働の状態のロジックを1年後に、何となくバックテストをかけてみるとなんと資産曲線は右肩上がりということもあります。

こういう場合、「稼働させていれば利益になっていたのに」と少し損した気持ちになりますが、それ以上に数多くのロジックを作成して良かったという気持ちになります。

自動売買を自作するということは『資産』を自作することです。本当の資産は時間が経過しても利益を上げ続けてくれます。

投資で時間を利益に変えたいというのであれば、自動売買を作る技術を習得してもよいかもしれませんね。

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