2022.10.23
FXの本やweb情報で『稼ぐ人、損する人』
元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院 学院長の新里 竜一です。
多くの場合「貯金を増やしたい」「収入源を増やしたい」「お小遣いがほしい」などの理由でFXを始めます。FXを始めるとき、まずはネットで検索して情報を集めてその後は本を買うというのが独学の主流です。
今は、何かを学習するときこの情報の集め方でなんとかなることが多く、その流れでFXも同じような学習方法に至ります。
しかし、FXでは利益を出すどころか損失になってしまい、どうしていいか分からないという状態に陥りがちです。
FXのネットの情報や本などで学習して、利益を得続けるにはどうすれば良いのでしょうか?独学で上手く方法を解説します。
まず知っておくべきこと
学習する前に知っておくべきことは、FXで数回や数日の短い場面で稼げる方法はいくらでもあるということです。例えば、私が『月曜日に買って、金曜日に売る』という取引を1ヵ月おこなって利益が出たと言っても、その方法がどれぐらいの期間で通用したかは分かりません。
調べてみる
「この方法で稼げた」という言葉を聞くとすぐ実践したくなる気持ちも分かります。しかし、その方法が今も通用するかどうかは調べてみなければ分かりません。
誰かが調べたものであっても、最終的に自分で確認することで確かな情報となりますので取引中に「この方法は本当に使えるのか?」という疑問を抱き、中途半場に方法を変えたり辞めたりすることが無くなります。
勿論、検証して有効性を確認した後で通用しなくなる場合もありますが、その場合はあらかじめどれぐらいの損失で辞めるかということも決めておき、その条件に到達するまでは淡々とやるのみです。
・情報で上手く結果を残すパターン
情報を得る → 調べる → 実践 → 検証に基づいて変える、または続ける。
・情報で損してしまうパターン
情報を得る → 実践 → 感情で手法を変える、もしくは辞めて次の方法を探す。
情報を自分のものにする
当学院の自動売買コースでは、ネット上の情報を検証して有効なものは自分の手法に取り込むという実践も行っています。そうすることで、アイデアは無限に広がり数多くの手法を生み出すことができます。
FXの本やweb情報で上手くいく人上手くいかない人の分かれ目は、情報を得て、次に何をするか。その1点に尽きると言っても過言ではありません。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている