元金融機関のプロ為替ディーラー
沖縄トレード学院　学院長の新里 竜一です。

当学院のITプロトレーダーコースでは、FXの取引を完全自動化するための技術を学ぶことができます。当学院で自動売買を学ぶ受講生の動機というのは、基礎を学習した後、もっと知りたいという探求心や、実際に取引を自分でおこなったうえで「自動化すれば効率的」という経験からくる動機が主です。

通常のFX投資家が自動売買を選択することが増えた理由としては、FX会社が自動売買のツールを提供したり、ネットでFXを検索すると自動売買の情報が出てくるなど、あちらこちらで『自動売買』という文言を目にするようになったことが挙げられます。

そんな自動売買ですが、『使う』より一歩先のステージとして『作る』というステージがあります。自分で作れるようになると、『ＦＸの理解度が上がる』『取引に自分の時間を使わなくて良い』『ほったらかしで稼ぐ』というメリットがありますが、そこに到達するにはそれなりの努力が必要です。

そこで今回は、初心者でもFX自動売買で稼げるEAを作る方法についてお伝えします。（EA＝エキスパートアドバイザの略で、自動売買ソフトみたいなものです）

まずは量を求める

「量は質を量がする」という言葉があります。私の解釈では「量をこなせば質が上がっていく」という意味ですが、自動売買のEA作りにおいても同じことが言えます。

作り続けると、「ポンド系は値動きが激しい」「〇時は値動きが少ない」など経験がデータとなり、精度が高くなっていきます。

また、数多く作ったものの中であまり期待していなかったものが想定外のパフォーマンスを出していることもあります。例えば100個作って、10個目に作ったものが気が付いたら好成績を出しているという感じです。

やった分だけ返ってくる

自動売買は「作った分」だけ自分の成長に繋がります。スキルと経験が積み重なります。手動取引の場合は、きちんと計画を立てなければ数をこなしても次に繋がりません。

自動売買初心者が良いロジックを作るためには、まずは量産です。1個のEAで何とかしようと思わずにまずは量産してください。その中から自然とオリジナルの稼げるEAが出来上がっているはずです。

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