2021.12.14
FXの時間帯の特性を学ぶ|FX個人投資家育成コース
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー 沖縄トレード学院 学院長の新里竜一です。
先日、FX個人投資家育成コースの授業を行いました。今回、受講したのは50代の女性の方で自分の判断で資産を増やしたいと当コースを受講されました。
受講されて5回目の授業ですが、今まで具体的な方法をお伝えしてきましたが、型を覚えるということがメインであったため「〇時から〇時の間に取引してください」ということはお伝えしておりませんでした。
実はFXの取引において、取引時間帯を制限することは非常に有効で成績も異なります。
今回は、FXで時間帯を制限することについてお伝えします。
時間の特性
検証結果をお見せする前に、『時間帯』について考えてみましょう。
例えば、「10年後、自分が何やっているか?」と聞かれた場合、漠然とした答えしか出てこないことが多いですが、「10年後の夜中3時に、自分が何やっているか?」と聞かれると「寝てる」と答える人が殆どです。
時間帯を付け加えるだけで具体的になり、自分の行動をイメージできるようになります。
この時間帯の考えは為替相場に当てはめることができ、時間を制限しない場合と比べると時間帯を制限したほうが精度が高まるのです。
検証結果
下記のデータは、EURGBPという通貨ペアでRSIが30下回ったら買いRSIが70上回ったら売りという取引を行った結果です。①は時間制限無しで②は時間制限有りです。
①時間制限なしで約36万円の損失
②時間制限有りで約64万円の利益
比較データのとおり、時間制限をしなければ損失となり時間制限をすれば利益となり、その差額は約100万円です。
基本学んで資産を増やす
今回の時間帯の特性は簡単に変わるものではなく長期的に続くものです。このような原理原則を理解すれば投資を継続することができ、継続すれば上達し理想の投資家に近づきます。
早く、確実に学びたいのであれば学ぶ環境を選び自己投資してみてはいかがでしょうか。
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている