2021.12.17

FXを危ない投資にしない為に知っておくべき2つのこと

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
今の時代、銀行にお金を預けても全く増えないというのは大人の共通認識です。では給与以外にお金を増やそうと思い投資に目を向けると、「投資信託」など運用を任せるものと、「FXや株」など自分で運用してリターンを狙えそうなものを選ぶことになります。
「投資するからには生活が豊かになる程度のリターンが欲しい」と思うのが通常で、その場合は「FXか株か」という選択になります。
このような理由でFXは株式投資とよく比べられますが、FXは株式投資に比べて「危ない」と言われたりします。
なぜ危ないと言われるのか、そして本当に危ないのか、危なくない投資にするにはどうすれば良いのかについて解説します。

FXが危ないと言われる理由

FXは株式投資より「危ない」と言われる理由は簡単に言うと「始めやすくてお金を借りることができる」からです。
始めやすいというのは、株式投資に比べて少額でできるということで、お金を借りることができるというのは、レバレッジの事です。
レバレッジというのは、カタカナで言い換えられてるからピンと来ないのですが『借入れ』『借金』です。FXは身分証明書などの書類を送り口座を開設するだけで『借入れ』を使って投資をすることができます。
ビジネスや不動産投資で借入れをする場合は、必ず計画書を提出して審査を受けて借ります。また、株式投資の場合は信用取引がありますが、ひと手間かけて使えるようになるということと、3.3倍までのレバレッジです。
FXは国内で25倍、海外だと3,000倍まで使えます。

少額だとリスクを取りたがる

先程はレバレッジという”仕組み”の話をしましたが、FXが危なくなる本当の理由は投資家本人の考え方です。
FXは少額ではじめられるのですが、殆どの個人投資家は「少額だから本気でやらない」という考えに「少額だから無くなっても良い」とリスクの事もあまり考えずにリターンを狙う傾向があります。
FXを危ない投資にしないためには、
・額の大きさに関わらずしっかり取引の計画を練ること。
・リターンを求め過ぎない(1年で2倍でも利回りにすると年利100%です)
まずは「年間で利益が出てたらOK」「100万円が90万円になってしまっても許容範囲内」という気持ちで、経験と知識とともに利益を増やすイメージで取り組みましょう。

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