2022.02.22
FXは感情を制する者が勝つ理由
こんばんは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
FXをするうえで一番の敵は己の感情だということを知っていますか。FXで9割近くの人が勝てない最大の理由は、自分の感情に負けてしまうからです。
お金は人の感情に直結し、それを増やしたり、減らしたりするFXは常に感情に大きな影響を与えます。今回は、FXは感情を制する者が勝つと題し、どうすれば自分の感情を上手にコントロールできるのかについて解説します。
損することに対して慣れる
FXをするうえで何が感情に大きく影響するのかというと、それは損したときです。利益ができた時というのは、舞い上がることなく意外にも冷静にトレードを続けられるのですが、損失が出た瞬間から今までどんなに冷静にトレードできていた人でもギャンブルトレードをしてしまうほど損することは人の感情を乱してしまうのです。
しかし、FXで損失を出さずに利益だけを出し続けることなど不可能なのです。どんなトレーダーでも必ず損をしています。しかし、彼らは損失に対して感情を乱さずトレードを続けられたからこそ資産を築くことができたのです。
損失に対して感情を乱さずにトレードを続けるには、良い損失を出す必要があります。「損失に良いものなんてあるはずがない。」と言われそうですが、実はあるのです。それはトレードルールを守ったうえで出してしまった損失です。
トレードルールを守った上の損失は良いものと考える
FXをする際はあらかじめトレードルールを決めてから始めるものです。しかし、多くの人が利益に対するルールつまり利確ルールは守れても、損切りルールが守れず資金を溶かして相場から退場してしまうのです。
損切りルールはたいてい最小限に損失を抑えるためのものです。つまり、損失を出したとしても最小限に損失を抑えられるのです。しかし、それすらも許容できず、最終的に大損してしまいます。
まずは、損切りルールを徹底してください。そしてルール通り損切りできた時は良い損失が出せたと自分を褒めてあげましょう。それを繰り返すことで損失に対して感情を乱さなくなってきます。それができるようになれば自然と勝てるトレーダーになるでしょう。
自分一人でトレードルールを決めて守っていくのは大変です。当学院では一人ひとりのレベルに合わせた授業でトレードルールの決め方や守り方をお伝えしております。
もし、感情をコントロールするのが難しいというのであれば、自分への投資として学んでみてはいかがでしょうか。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
ブログでは書けない話は学院長メルマガにて配信中です!
【著書】投資で人生を豊かにする5つのルール
(Amazonにて販売中:ミリオンパブリッシング刊)
FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている