2022.03.12

FXを投資にする人とギャンブルにする人の違い

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄取引学院学院長の新里竜一です。

あなたはどのような認識でFXの取引をしているでしょうか。投資として計画的に取引している人もいれば、感情任せで無計画に取引している人もいるでしょう。

ここではっきり言いますが、FXは投資にもなりギャンブルにもなり得ます。その理由は何か、今回は、FXを投資にする人とギャンブルにする人の違いについて解説します。

FXを投資にする人

FXを投資にする人は、学習や検証を繰り返しながら取引『ルールを作る』→『ルール通りに実践する』→『取引ルールを改善する』という試行錯誤を繰り返す人です。

FXは相場の学習を正しい方法でしていけば少しずつですが、利益を出していくことが可能になっていきます。それからFXで学んだことを過去チャートなどを使って検証していくことも継続して利益を出していくには必要不可欠です。

FXは知識だけでは利益を出せません。学んだ知識が実際に通用するのか、優位性が有るのか過去検証で調べて確認して利益に繋がります。

例えば、『ドル円で月曜日に買って木曜日に売る』というルールを思いついたら、今年の値動きを使って検証してみて利益になっているのであれば、そのルール通り取引する。上手く結果が出ていないのであれば『水曜日に売る』に変更するなど改善を試みます。

このようにFXを投資としてしっかりと学習と検証を繰り返しながら自分の取引を改善していく人は、損失になったとしても損失も計画に含めて取引できるため、全損失で相場から退場してしまうような確率は低くなります。

FXをギャンブルにする人

FXをギャンブルにする人は無計画に取引をする人です。常に感情任せに何の根拠もなく上がるだろう、下がるだろうと予想をして大金を注ぎ込みます。運よく大きな利益を出すことも出来ると思いますが、根拠が無く同じ事が続けられないので結果的に大損してしまいます。

取引ルールがないため、感情が大きく動かされやすく、調子が良い時は「もっと利益がほしい」、損失する時は「取り返したい」と無茶な取引をしがちです。

FXを投資にするかギャンブルにするか

FXを投資にするのかギャンブルにするのかは本人次第です。計画的に取り組めば投資となり、感情任せに行えばギャンブルです。

「今すぐ稼ぎたい」という気持ちから「継続して少しずつ利益を積み上げる」という認識に切り替えて、計画的な取引をするには何が必要か考えて賢明な投資家を目指しましょう。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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