2022.03.22

FX歴を成長に変えるために必要な事とは

こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。

仕事や学業、スポーツにおいて、そのことに取り組んだ時間が長ければ長いほど知識やスキルが身に付きある程度の成果が出るものです。
同じような考えで『FXも長くやれば上達する』と取引をはじめたものの、気付けば数年の月日が経ち、散々な結果で大きな損失を被ってしまっているということも珍しくありません。
なぜ、FX歴が成果に結び付かないのでしょうか?
今回は、FX歴を成長に変えるために必要な事をお伝えします。

記録を付けていない

なぜFX歴が長いのに成長に繋がらず損失ばかりなのか。それは『記録を付けていない』からです。改善し成長に繋げるためには記録を付けなければいけません。

この記録は、売買履歴では分からない「なぜそこで売買したのか?」という事が分かるようにして後から振り返りができるようにするのがポイントです。

同じことを繰り返す

FXは利益か損失か結果がはっきり出るものなので、損失になった場合に「同じことを繰り返したくない」という気持ちが働いてしまうものです。

しかし、不確実性が高いFXの値動きに対して「これをやれば100%の確率で利益になる」ということはあり得ませんので、優位性が高い手法でも「損失するのは当たり前」と捉えるべきです。

損失をどこまで許容するかは、検証結果から自分のリスクと照らし合わせて設定します。

例えば下記のデータの場合は、元本100万円で約170万円の利益という検証結果ですが、途中で調子が悪い時期があります。

証拠金最大ドローダウンという箇所に約36.6万円記載されておりますが、36.6万円の損失を受け入れなければ約170万円の結果は出せないということが分かります。

FXの成長サイクル

FX歴を成長に変えるために必要な事とは下記の成長サイクルをこなすことです。
『同じことを繰り返す』→『記録を付ける』→『見直す』→『同じ事を繰り返す』

記録を付けず、根拠なく何となく取引しても継続して利益を得ることができず「あの時は上手くいったんだけどな〜」とモヤモヤした日々を過ごし、無理やり再現しようとして損失を招きます。

FX歴が長いけど上手くいかない、もしくは、FXを長くやればなんとかなりそうと思っているのであれば考えを改めて成長サイクルを意識して取り組んでみてください。
そうすることで、FXで継続的に利益を得られる投資家に近づくはずです。

沖縄トレード学院
学院長 新里竜一

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