2022.03.24
FXで損失を受け入れるには準備が必要
こんにちは、元金融機関のプロ為替ディーラー沖縄トレード学院学院長の新里竜一です。
FXをやるのであれば、自分の人生の夢や目標を達成するためにも継続して利益を出し続けていきたいという考えを持つことは当然のことです。
しかし、FXは利益だけを出すことは不可能であり必ず損失も発生します。理由は単純で、相場に絶対がないからです。その中でも継続して利益を出すためには損失に対して抵抗しないようにするしかありません。
そこで今回は、FXで損失を受け入れるために必要な準備について解説します。
損失は当たり前だということを頭に入れる
まずは、FXをするうえで損失は当たり前だということを頭に入れることです。常に利益を出せるものではなく、損失を出しながらもそれを受け入れて取引していく必要があることを強く認識することから始めましょう。この時点で損失を受け入れられないのであれば、あなたはFXに向いていないかもしれません。
良い損失と悪い損失があることを認識する
FXで損失は当たり前だということが分かったところで次は、損失にも「良い損失」と「悪い損失」があることを認識しましょう。損失があることが分かったからと言っても何でもかんでも損失を出しても大丈夫だというわけではありません。
「良い損失」とは、計画的に出してしまった損失のことです。取引ルールに従って取引した結果出てしまった損失であれば、想定の範囲内の損失なので「良い損失」になります。それに対して「悪い損失」とは、無計画に取引した結果出てしまった損失のことです。
特に悪い損失の場合、良い損失よりも損失が大きくなる傾向にあるので感情的になりやすくFXをギャンブルにしてしまう可能性も高いです。ちなみにいくらルールに沿って取引したとしても損切りでルールに沿って出来なかった場合は「悪い損失」になりますので注意が必要です。
取引ルールを作ってそれに沿って取引する
損失にも「良い損失」「悪い損失」があることが分かったところで、「良い損失」にするためにも取引ルールを作ってそれに沿って取引する必要があります。取引ルールは自分に合ったものを作らなければいけません。
どのように取引ルールを作っていけばいいのでしょうか。もちろん自分で作るのですが、最初は経験のある人のアドバイスを貰いながら作っていくのがおすすめです。
FXの知識と経験が無い状態で自分で作ると、損切りのタイミングなどが適切でない場合が多く、せっかくルールを作ったのに大損してしまう可能性があるからです。まずは、経験者や知識のある人に手を借りながら作ってみてください。
沖縄トレード学院
学院長 新里竜一
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FX会社大手の金融機関「外為どっとコム」で為替のプロディーラーとして約7年間勤務。世界の銀行を相手に毎日数百億円の取引を行う。
現在は沖縄トレード学院の学院長として、数百の自動売買システムで検証した再現性ある投資手法を「一生使える投資の技術」として延べ800名以上の受講生に伝え続けている